2020/05/17 21:22
みるまにです!
『 これは一体なんですか? 』
という質問は
単にそのものへの質問なのに
作ったものの意味を、
それを作った自分の存在そのものを
問われているような気がして
急に体が硬直して
自分の嘘八百に
覆われてしまうことがあります。
『 どうしてこれを作ったのか? 』
『 どうしてこんな形になったのか? 』
を言葉にして説明した途端に
それは本当なのか?
が瞬間的に
自分に返ってくるからだと思う。
本当は全部嘘ではなくて
全部本当なんだけど。
( 嘘、にとても敏感なのだと思う )
でも、
自分のこの感覚や現実化の結果は
本当に本当か?
と、問うのをやめるのもまた
自分への誤魔化しのような気がして。
相変わらず
ぐるぐるしちゃうのですが。
でも
こどもの頃のことを思い出してみたら
自由に適当に描いた絵を
大人が勝手に意味づけや
名前をつけてくれて
『 ここ(地球)では、そういう名前なのか 』
って
納得していたし
そういう感覚は
悪くない気もします。
ということで
最近作った
【自分の月と惑星に繋がる】
アンティーク上布のガマ口バッグです。
染織工房timpabの香織さんは
いつも素直に
『 これはなあに? 』
と聞いてくれるので
わたしも素直に
縫っていたときの自分に
『 これはなあに? 』
と問うことができるのだろうなあ…(˘⌣˘)
素直に聞くと
素直に答えてくれる不思議。
染織工房timpabさんとの
コラボレーションの作品たちには
いつも香織さんに
タイトルをつけてもらっていて
今回は
『 温子さんの言葉をもっと聞かせて 』
と言ってもらったので
冒頭に書いたように
自分の生み出したものを
説明するのが
とても苦手なのですが
『 説明でなくてもいいよ 』
その言葉に甘えて
縫っていたとき
浮遊していたことばを
そのまま伝えました。
それがこちら
惑星
天体
ホロスコープ
月食
日食
次の種子
つながる
鼓動
静脈
そして
付けてもらったタイトルが
つながる惑星 月の鼓動
となりました○
魔除けのミラーが
ふんだんに縫い込まれているのもあって
お守りみたいに
持ってもらえたらうれしいです。